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IPPAとは?主な活動内容やAV業界との関係性を解説

AV女優は、成功すれば高収入を狙える上に、有名になるほど活躍の幅も広がる仕事です。一方で、AVに出演すれば世間に自分のことを知られるようになるため、「危険が潜んでいるのではないか」と不安な人もいるのではないでしょうか。

AV業界で安心・安全に働くために大きな役割を担っている組織の1つが、「IPPA」です。当記事では、IPPAの組織概要や活動内容について、具体的に解説します。AV女優として安心・安全に働く上でのポイントも紹介するため、AV業界に興味を持っている人は、ぜひ参考にしてください。

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1.AV業界に関わるIPPAとは?

IPPAとは、著作権侵害の監視や海賊版対策など、AV作品の著作権保護活動を行っている協会です。IPPAは正式名称である「Intellectual Property Promotion Association」の略称であり、日本語では「特定非営利活動法人 知的財産振興協会」と呼ばれます。

IPPAは2011年5月に設立され、現在はAV業界の健全化を目的とした「AV人権倫理機構」の加盟団体でもあります。

 

2.IPPAの主な活動内容と役割

IPPAは、AVの海賊版対策を中心に、不適切なAVの流出を防ぐ活動などにも取り組んでいます。まさに、AV業界の売上を守り、AV女優の人権を守るのに一役買っている存在です。

ここでは、IPPAが行っている主要な活動の内容と、AV業界において果たしている具体的な役割について解説します。

 

2-1.海賊版対策などの「著作権保護活動」

IPPAでは、AVの著作権を守るための活動を実施しています。世の中には、国内外のAVを無断で複製した海賊版を制作・販売・公開することで、自分の利益にしようとたくらむ人たちがいるためです。

著作権保護活動の具体例としては、海賊版DVD販売サイトやオークションの調査、削除活動が挙げられます。特に最近はインターネットが発達しているため、違法複製された大量の動画を公開しているサイトができ、世界中にユーザーを抱えているケースもあります。

AVの大規模な著作権侵害が行われやすくなっている近年は、IPPAの存在がより重要になっていると言えるでしょう。

 

2-2.海賊版防止・AV業界活性化の「啓蒙活動」

IPPAは、コピー品を販売しているサイトを見つけた場合、IPPAの公式サイト上で報告することで危険を回避するよう訴えています。コピー品を販売しているサイトは悪質な場合が多いため、購入時に提供される個人情報を利用して詐欺を行うことが珍しくありません。中には、詐欺に騙されて大金を振り込んでしまう人もいます。

PR動画やポスターの制作なども、啓蒙活動の1つです。たとえばポスターには、海賊版撲滅広報部長の写真とともに、海賊版の犯罪性や「10年以下の懲役または1,000万円以下の罰金」に処される旨などが記載されています。

 

2-3.無審査・無修正作品の「監視活動」

無審査・無修正作品を監視し、違法動画の摘発に協力することも活動の1つです。AVを販売する際は、倫理審査団体による審査を受ける必要があります。また、モザイクが破壊された無修正AVの販売・公開は違法です。このようなルールを無視して出回っているAVも多くあるため、IPPAでは無審査・無修正作品の監視活動を実施しています。

最近は、フェイク動画と呼ばれる、AVの出演者に芸能人やアイドルなど他者の顔を加工する動画も増加傾向です。IPPAの公式サイトでは、違法動画販売や違法加工を行った店舗・個人の摘発情報についても公開しています。

 

2-4.さまざまな問題に対処する「パートナーシップ活動」

全国各地で警察と協力しながら、違法店を見つけることも、IPPAの役割です。作品の権利者や販売店、レンタル店などのAV関係者とパートナーシップを築きながら、AV業界の健全化を図っています。

IPPAの公式サイトでは、AV業界のさらなる発展のためにパートナーシップ会員を募集しています。会員費などは発生しないため、IPPAのパートナーとして違法店の摘発に協力したいと考えている販売店やレンタル店は、気軽に登録可能です。

 

2-5.AV強要問題の解決に向けた「適正AVの推進」

IPPAが行っている重要な取り組みの1つが、AV強要問題を解決するために実施している「適正AVの推進」です。AV強要問題とは、AV女優を脅したり、嘘の理由を話したりして、本人の同意を得ずに強制出演させることを指します。中には、偽の契約書を最初に交わさせた上で、AV撮影だと本人が気付かない状況を作る方法もあります。

IPPAが推進する適正AVとは、AV人権倫理機構が提唱する「出演者の人権に適正に配慮された業務工程を経て制作され、正規の審査団体によって審査された作品」です。

出典:AV人権倫理機構「AV人権倫理機構 規則」

AV強要の被害者を出さないためにIPPAでは、取引をAV人権倫理機構の会員団体所属のプロダクションに限定しています。AV制作にあたってのルールを定め、会員AVメーカーに義務化していることも、取り組みの1つです。

 

3.AV女優として安心して活動するには?

AV業界には、IPPA以外にも、AV女優の人権保護をはじめとした業界全体の健全化を目的に、さまざまな団体が結成されています。安心・安全にAV出演を果たすには、IPPA以外のプロダクションも理解することが重要です。

ここからは、AV業界の健全化に努めている団体や、AV女優として安心・安全に活動するためのポイントを紹介します。

 

3-1.IPPAなどに加盟しているか確認する

IPPA以外にAV業界の健全化を目指している組織としては、下記の協会・団体が挙げられます。

  • 一般社団法人日本プロダクション協会
    一般社団法人日本プロダクション協会では、法令の遵守や人権の確立・尊重などを理念とし、人権侵害の撤廃に向けた活動を実施しています。
  • 一般社団法人日本映像制作・販売倫理機構
    AVの販売・貸出にあたっての審査業務や、二次利用料の支払い業務などを行っている団体です。
  • 一般社団法人コンピュータソフトウェア倫理機構
    不正コピー撲滅活動やクリエイター奨学金制度、販売店の表彰など、コンピュータソフトウェアの振興に関わる活動を行っています。
  • プロダクション協会SPA
    プロダクション協会SPAは、AV女優の自己決定権が最大限配慮されるよう、適正AVマークの付与をはじめとした健全化活動を進めています。

上記のようなAV関連の協会・団体に加入しているプロダクションは信頼度が高いため、AV女優として働くにあたって優先すると良いでしょう。

 

3-2.女性に配慮したサポートのあるプロダクションを選ぶ

AV女優をサポートする体制が整っているプロダクションを選ぶことも、自分の身を守って働くためには重要です。たとえば、下記の条件がそろっているプロダクションであれば、安心して働けます。

  • 女性スタッフがそろっており、寄り添いながらサポートしてくれる
  • 自分の希望に応じて仕事を選べる
  • 現金・口座振込などの給料システムが明確である
  • 美容面や生活面のサポートもしてくれる

上記のサポート体制がすべてそろっているプロダクションが「NAX」です。NAXは、業界トップクラスのAVプロダクションで、多くのAV女優を輩出してきた実績があります。

女性スタッフが豊富に在籍しており、男性には話せない悩みにも、同性ならではの視点で寄り添うため安心です。さまざまな取引先を抱えているため、本人の希望や意見に沿った仕事の紹介もできます。

またNAXは、AV業界の健全化を図っている一般社団法人日本プロダクション協会にも加盟しています。これからAV女優になろうと考えている人が安心できる環境が整っているため、ぜひ応募をご検討ください。

 

まとめ

IPPAとは、「特定非営利活動法人 知的財産振興協会」のことであり、AVの著作権保護活動や啓蒙活動、監視活動などをしている団体です。AV業界が健全な状態を保つ上で、IPPAは重要な役割を担っています。

AV女優として安全に働くには、特定の団体に加入しているプロダクションの選択がポイントです。例として、「一般社団法人日本プロダクション協会」や「一般社団法人日本映像制作・販売倫理機構」が挙げられます。

他には、サポート体制が整備されていることも重要です。「NAX」は、AV女優が働きやすい環境が整っており、一般社団法人日本プロダクション協会にも加入しているため、ぜひ応募先として検討してください。

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