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AV撮影ではコンドームはつける?ゴム以外の避妊方法とは
AV作品では、「生本番」や「中出し」といった表現が頻繁に用いられます。しかし、実際の撮影現場ではコンドームを装着していることがほとんどです。とはいえ、適正なAV作品では局部にモザイクがかかっているため、本当に装着しているかを確認できず不安に思う人もいるでしょう。
この記事では、AV撮影でコンドームを装着する理由と、つけない場合にも安心して撮影できる対策方法を解説します。「AV女優の仕事に興味はあるけれど、性病感染や妊娠リスクが怖い」と感じる人は、ぜひ参考にしてください。
1.AVの撮影でコンドームを装着する理由
基本的には、どのようなAVでも挿入シーンを撮影する際は、コンドームを装着しています。しかし、AVを見るとコンドーム未装着に思える作品が少なくありません。
なぜなら、AVではコンドームなしに見えるほうが興奮しやすいとして、視聴者から人気があるためです。そのため、実際にはコンドームを装着しているにもかかわらず、あえてコンドームなしかのように演出しています。
また、視聴者への配慮以外にも以下に挙げる3つの理由で、AVではコンドームを装着しています。
1-1.AV女優の性病感染・妊娠を避けるため
AVの撮影でコンドームを装着する最も大きな理由には、AV女優の性病感染・妊娠を避けることが挙げられます。一般より多くの人と性交渉を行うAV女優・AV男優は、性病感染や妊娠のリスクが高い職業です。
女性がかかりやすい性感染症の多くは、自覚症状がないケースも珍しくありません。そのため、感染に気づかないまま仕事に臨み相手に感染、そのAV男優からさらに別のAV女優へと感染が広がる恐れがあります。また、望まない妊娠を避けるためには、性交渉時のコンドーム装着が重要です。
コンドームは手軽に入手可能かつ、正しく装着することで、高い性感染症予防と避妊効果を発揮する管理医療機器です。所属・出演するAV女優の性病感染・妊娠によってプロダクションやメーカーが被る、経済的なダメージを回避する意図もあります。
1-2.モザイクでコンドームをごまかせるため
実際にはコンドームを装着していても、モザイクで男性器を覆ってしまえばつけていないように見せることが可能です。
一度かけたモザイクは除去できず、商品の映像からはコンドームの有無を見抜けません。パッケージ上では「生本番」などと表示していても、撮影現場ではきちんと装着し、AV男優の技術やカメラワーク、編集を駆使して調整することがほとんどです。
なお、世の中にはモザイク処理がされていない無修正のAVもありますが、これらは日本の法律に抵触します。無修正でAVを販売・頒布すると「わいせつ物頒布等罪」などに問われ、2年以下の懲役もしくは250万円以下の罰金が科せられる可能性があるため、注意しましょう。
1-3.疑似精液を使って中出しを再現するため
AVでは「生本番」のリアルさを表現するために、「中出し」の画を撮影する場合も珍しくありません。しかし、実際にAV男優が膣内射精することは少なく、人工的に作られた「疑似精液」であるケースがほとんどです。
疑似精液に何を使うかは撮影現場によって異なるものの、基本的には経口摂取しても問題ない素材を混ぜて作っています。原料として多いのが、牛乳・練乳・卵白・バナナ・烏龍茶などです。また、ザーメンローションなどのアダルトグッズを使用することもあります。
AVでは、射精する直前に撮影を止めて膣内に疑似精液を注入した後、AV男優のフィニッシュシーンを取り、疑似精液が溢れるシーンを撮影する流れが一般的です。カメラワークと編集で違和感ないプレイに仕上げられるため映像的な問題はなく、妊娠したり健康被害を受けたりする心配もありません。
2.すべてのAV作品でコンドームをつけるわけではない?
通常、AV作品ではコンドームを装着させるものの、中にはコンドームをつけずに撮影する作品もあります。コンドームなしの撮影はギャラが高めに設定されている場合が多いため、引き受けるAV女優も珍しくはありません。
ただし、コンドームなしの撮影を行う場合は必ずAV女優の了承を得ています。AV女優が拒否すれば撮影を強行されることはなく、また始めからコンドームなしをNGに指定することも可能です。作品のオファーやギャラは減るかもしれませんが、リスク回避を優先したい人はNG指定を選択しましょう。
また、無修正AVなどを制作する悪徳な業者の場合、コンドームなしの撮影を強制・強行するケースが少なくありません。自分の身を守るためには、法律を順守しているAVプロダクションに所属することが大切です。
3.コンドームなしでも安心してAVを撮影する対策
ほとんどの撮影現場では、コンドームなしで撮影に臨む場合、性感染症や妊娠のリスクが低くなるようきちんと対策を取っています。それでも、100%確実にリスクを回避できるわけではありません。コンドームなしのAVに出演する際は、ピルを用意するなど自分自身で対策することも大切です。
ここでは、コンドームなしでも安心してAVを撮影するための対策を紹介します。
3-1.定期的な性病検査
基本的に、コンドームなしでAVを撮影する場合、出演するAV女優・AV男優ともに性病検査を受け、陰性であることを証明する必要があります。もちろん、検査結果が陽性と出たら作品に出演することはできません。出演するタレントは全員性病に感染していないことが証明されているため、安心して撮影に臨むことができます。
また、AV男優はAV女優に比べ、性病にかかった場合の失業リスクが高めです。身体管理に対する意識を高く保つ人が多く、撮影以外での性交渉を控える人も少なくありません。そのため、検査から撮影までの間にどこかで性病をもらってくる確率もほとんどなく、安心して撮影に臨むことが可能です。
性病検査は、保健所や医療機関で受診できる他、オンラインでの診療や郵送検査が受けられるところもあります。事前の検査だけでは不安になる場合は、自分でも定期的に性病検査を受けてみましょう。
3-2.シーン終了ごとのシャワー
性病の種類によっては、直接的な性交渉以外にキスやオーラルセックスなどから、粘膜や体液を媒介して感染が広がります。また、不衛生な場所で性行為を行うことで感染する場合もあります。カンジタなどは、性交の相手が感染していない場合でも不衛生な状態が続くと自然発症する場合のある病気です。
他にも、不衛生な環境での性行為は、下記の性病を発症するリスクがあります。
- クラミジア
- 淋菌
- マイコプラズマ・ウレアプラズマ
- 膣トリコモナス
- 単純ヘルペス
- 梅毒
- A型・B型・C型肝炎
- HIV
- 尖圭コンジローマ
- 毛じらみ
上に記した性病の多くは、清潔な環境であれば感染する危険性を大幅に下げることが可能です。作品の出演者から性病感染者が出ると、プロダクションや制作者側の評判も下落するため、多くの撮影現場で衛生面への配慮が徹底されています。シーン1つを取り終えるごとにシャワーを浴びたり、うがいをしたりする現場は珍しくありません。
3-3.ピルの服用
適正なAV撮影では必ず前ピルを使用することとなっています。少なくとも撮影の1~2週間前には医療機関を受診して、低用量ピルを服用しましょう。低用量ピルは、毎日欠かさず服用することで女性ホルモンをコントロールして排卵を抑制し、高い避妊効果に加えてさまざまな効能を発揮する薬です。ただし薬である以上、副作用が起こるリスクもあります。
下記は、低用量ピルの代表的な効能・副作用です。
【効能】 |
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【副作用】 |
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健康な人であれば、副作用が起こる確率は低いと言われています。しかし、ピルの種類によっては合わないケースもあるため、必ず医療機関で処方してもらうようにしてください。
まとめ
AVのパッケージには「生本番」などと書かれていても、実際にはコンドームを装着しているケースが大半です。基本的にはモザイク処理や疑似精液、カメラワークを駆使して「それっぽく」見せているだけなため、性病感染や妊娠のリスクは低いと言ってよいでしょう。
また、適正なプロダクションであれば、コンドームなしの撮影を行う場合でも、AV女優の性的同意なくして強行することはありません。AVデビューを考えている人は、AV女優の希望を最優先に考え、万全なサポート体制を整えている「NAX」へぜひご応募ください。
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