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単体女優とは?給与システムや企画単体・企画との違いを丁寧に解説
AV女優と一口に言ってもさまざまな種類があり、「単体女優」もその1つです。しかし、単体女優がどのようなAV女優なのか知っている人は少ないでしょう。一見華やかなイメージのあるAV女優ですが、誰もが必ず活躍できるわけではなく、注意点も存在します。
そこで今回は、単体女優とはどのようなAV女優なのか、契約内容や仕事内容、給与システムを通して説明します。他のAV女優との違いや、単体女優のメリットとデメリット、向いている人・向いていない人の特徴についても紹介しますので、AV業界に興味がある人はAV女優の種類について理解を深めましょう。
目次
1.単体女優とは?
単体女優とは、特定のAVメーカー専属のAV女優のことを言います。数多くいるAV女優の中でも、単体女優は給与が比較的高い水準で安定していて、トップレベルに位置します。また、「セクシー女優」と呼ばれる、バラエティー番組などのメディアでタレントのように活躍しているAV女優の大半は、単体女優出身の女性たちです。
単体女優は、自分だけの芸名を得て活動します。容姿やスタイルも整っている人が多いことから、単体女優はまさにAV業界の花形的な存在です。
2.AV女優の種類
AV女優は主に3種類に分けられ、単体女優以外にも企画女優・企画単体女優の区分があります。また、枠にとらわれず幅広く活動するAV女優もいます。それぞれの違いは下記の通りです。
2-1.単体女優
単体女優は、容姿やスタイルが抜群によいなど、単体でAV作品を成立させられるAV女優です。特定のAVメーカーと専属契約を交わし、基本的には月に1本撮影します。AV出演以外にもイベントやテレビ・ラジオなどの仕事を行い、高額の給与を得ることが可能です。
単体女優は、AVプロダクションやAVメーカーの代表的存在として活動するため、出演料は比較的高く、待遇もよい傾向にあります。
2-2.企画単体女優
企画単体女優とは、AVメーカーと専属契約はしていないものの、単体女優に匹敵する知名度と人気を得ているAV女優です。一般的に、「キカタン」「キカタン女優」といった略称で呼ばれています。
出演は企画モノ作品がメインであるため、単体女優よりも比較的ハードなプレイが多くなります。専属契約の縛りはなく、オファーがあれば複数のAV作品に出演することが可能です。出演本数によっては単体女優並み、もしくはそれ以上の給与を得られる場合もあります。企画女優と異なるのは、企画単体女優は芸名が出るため、知名度や人気を上げやすい点です。
2-3.企画女優
企画女優は、特定のAVメーカーと専属契約を結ばず、企画モノの作品に複数人のAV女優の中の1人として出演します。企画によっては、セックスなしの出演やフェラチオのみの出演もあります。作品の企画内容に合わせて出演するため、AV女優自身の個性よりも企画内容が重視される傾向です。
また、企画女優は基本的に芸名などの名前が出ないことから、プライバシーが守られやすく、アルバイト感覚で出演する人もいます。出演料が安い分、撮影の拘束時間は比較的短いのが特徴です。
3.単体女優の仕事や給与は?
単体女優は、高い人気と知名度を誇るため、出演料も高額になります。人によっては、イベント出演やグッズ販売など、AV出演以外の活動からも収入を得られるでしょう。
以下では、単体女優の仕事や給与について紹介します。
3-1.単体女優の契約内容
単体女優は、AVプロダクションを通して特定のAVメーカーと専属契約を結びます。専属のため、契約したAVメーカー以外の作品には出演できません。大手AVメーカーでは、契約の健全化が徹底されています。トラブルを防ぐため、作品中に行われる性行為の詳細などの出演条件について、AVメーカーとAV女優の双方が音声で記録を残しながら契約するケースもあります。
契約の更新や終了について決まるタイミングは、契約が満了するときです。AVメーカー側から単体女優側に対して契約の更新を依頼する際、更新するかどうかはAV女優側に決定権があります。ただし、契約満了時に売上が伸びていないなどの理由から、AVメーカーから契約の終了を告げられた際には、更新することができません。
3-2.単体女優の仕事内容
単体女優の仕事内容で最も代表的なのは、AVメーカー作品への出演です。作品の内容はAVメーカーによって異なります。大手AVメーカーの場合、単体女優の1本目の作品は、イメージビデオ的な要素と性的な絡みが盛り込まれた撮影内容が多いです。
<1本目の作品の撮影の流れ>
- グラビア
- インタビュー
- 水着グラビア
- 初脱ぎ
- フェラチオ
- 初セックス
- インタビュー
- 2回目のセックス
- グラビア
1つのシーンの撮影が終わると、次のシーンまでの間に休憩や着替えのための時間が30分ほど設けられるのが一般的です。また、単体女優はAV作品への出演だけでなく、サイン会・握手会やメディアへの出演などの仕事も行います。
3-3.単体女優の給与システム
単体女優の給与相場は、仕事内容によって変わります。単体女優の平均的なギャラは下記の通りです。
AV作品の撮影 | 1本あたり約50万~200万円 |
---|---|
イベント出演 | 1現場あたり約10万~50万円 |
メディア出演・インタビュー | 1案件あたり数万円 |
単体女優の主な活動は、毎月1本のAV撮影です。出演するAV作品が大きくヒットした場合は、サイン会や握手会などのイベント出演、メディア出演など、AV撮影以外の仕事依頼が来ることがあります。
毎月の仕事がAV撮影のみであると仮定すると、単体女優の1か月の給与はAV作品1本分の約50万~200万円となります。さらにAV撮影以外の仕事も併せて行った場合は、AV撮影の出演料にプラスして大きくお金を稼ぐことが可能です。
4.単体女優・企画単体女優・企画女優の給与の違い
単体女優・企画単体女優・企画女優の給与の違いは、以下の通りです。
AV女優の種類 | 1本あたりの給与 |
---|---|
単体女優 | 約50万~200万円 |
企画単体女優 | 約20万~50万円 |
企画女優 | 約3万~20万円 |
なお、これらの金額はあくまでも目安であり、個々のAV女優の人気や経験、作品の内容などによって変動します。
単体女優の1本あたりの出演料は一般的に50万円以上です。人気や知名度に応じて100万円、200万円と上昇することもあります。
企画単体女優は、撮影本数に制限がなく、月に複数本の撮影を行うことが可能です。撮影本数次第では月収100万円以上の収入を得られるケースもあります。
5.単体女優の「企画落ち」「キカタン落ち」とは?
「企画落ち」「キカタン落ち」とは、単体女優が企画女優または企画単体女優に移行することを指す業界用語です。「AVメーカーと契約の更新が行われなかった」「単体女優としての出演依頼が減少していた」など、単体女優が企画女優や企画単体女優になる理由はさまざまです。一般的にAV女優のキャリアにおける地位の低下を示すものと認識されているものの、本来単体女優・企画単体女優・企画女優に優劣はありません。
「より多くの作品に出演したい」「さまざまなAVメーカーの作品に挑戦して出演ジャンルを広げたい」など、AV女優自身の意思で転身するケースも存在します。「企画落ち」「キカタン落ち」すると収入が減る場合もありますが、出演本数が増えることで単体女優のときよりも収入が増える場合もあります。
6.単体女優として活動するメリット
AVの花形として知られる単体女優にも、他の仕事と同様によい面と注意を要する面があります。まずは、単体女優として働くメリットについて3つ紹介します。
6-1.収入が高く安定している
単体女優として活動する上で最も魅力的なメリットの1つは、収入の高さです。単体女優の契約は、多くの場合、一定期間または一定本数の作品に対する出演料が保証される形を取ります。デビューしたばかりでも1本あたり50万円のギャラとなる可能性があり、人気が高まれば契約更新時に出演料が100万円以上に上がることもめずらしくありません。
さらに、単体女優は高い知名度と人気を生かして、AV出演以外の収入源を確保する機会も豊富です。ファン向けのサイン会や握手会に参加すれば、1回あたり約2万~3万円の収入を得られる場合があります。また、ラジオ、インターネットメディア、テレビなどの媒体に出演した際には、出演料が数万~数十万円に及ぶこともあります。
6-2.性病になるリスクが風俗より低い
AV業界では、性感染症対策が徹底されています。撮影前にはAV男優・AV女優ともに性感染症検査を受けることが義務付けられているほか、「撮影時にはコンドームを着用する」「撮影前や休憩中にはシャワーを浴びる」など、衛生管理が重視されています。出演者の体調が優れない場合は、撮影を強行することはほとんどありません。
風俗店などのサービス提供型の職種と比較すると、定期的な検査や撮影時のルールが徹底されているため、一般的に性病に感染するリスクは低いと言われています。特に単体女優はAVプロダクションの顔とも言える大切な存在なので、性感染症対策をしっかりとサポートするAVプロダクションもあります。
6-3.引退後に知名度を生かせる可能性がある
単体女優として活動することで得た知名度は、引退後のキャリアにおいても有利に働く可能性があります。たとえば、ナイトワーク業界に転身した場合、元AV女優という肩書きが注目を集め、高収入につながる可能性があります。
また、SNSなどを活用してインフルエンサーとして活躍するのも1つの方法です。AV女優としての経験やファンを基盤に、アパレルブランドを立ち上げたり、美容関連の事業を展開したりする元AV女優も実際に存在します。
7.単体女優として活動するデメリット
単体女優として活動するデメリットは、以下の通りです。
- 顔バレや身バレのリスクが高い
- ヒットしない可能性がある
- NGプレイの指定はできない
単体女優は、AV作品に主役として出演するため、作品に顔や芸名が必ず掲載されます。人気や知名度がアップするにつれて、顔バレや身バレの危険性は高まります。反面、多くの単体女優があまり売れずに契約終了となり、企画単体女優や企画女優へとランクダウンしているのが実情です。また、単体女優の出演作品のほとんどは、フェラや手コキ、挿入行為などのAVのメインコンテンツが含まれているため、基本的にプレイ内容のNG指定ができません。
8.単体女優になるのに求められる要素
単体女優として成功するためには、容姿だけでなく、個性やプロ意識、自己管理能力など、多岐にわたる要素が求められます。ここからは、特に必要となる2つの要素をピックアップして紹介します。
8-1.誰にも負けない長所
作品の主役として扱われる単体女優は、視聴者や業界関係者から強い関心を集めることが求められます。そのため、単体女優として活動するには、他のAV女優と差別化できる強みが必要です。
長所は外見の美しさだけではなく、演技力、魅力的なキャラクター、話題性など、多岐にわたります。整ったルックスやスタイルはもちろん、表情の豊かさやカメラ映えする個性、ファンを引きつけるカリスマ性なども重要な要素です。
8-2.プロとして仕事をする覚悟
単体女優には、AV業界でプロフェッショナルとしての姿勢を貫く覚悟が不可欠です。単体作品は企画作品よりも予算がかかるため、監督やプロデューサーからの期待が高く、撮影現場では細部にわたる演出や演技が求められます。そのため、演技力や表現力を磨く努力を怠らず、常に最高のパフォーマンスを発揮することが大切です。
さらに、プロとして仕事をする意識を持つことは、関係者との信頼関係を築く上でも非常に重要です。「撮影のスケジュールを守る」「スタッフと積極的にコミュニケーションをとる」「作品のクオリティを高めるための努力を惜しまない」という姿勢が、単体女優としての成功につながるでしょう。
9.単体女優に向いている人と向いていない人の特徴
単体女優に向いているのは、素直で真面目な人です。AV撮影には、ディレクターやスタイリストなど多くの人たちが関わります。真摯に仕事に取り組み、関係者としっかりとした信頼関係を築ける人間性を持っていることが重要です。また、美しいスタイルや綺麗な肌を維持する努力ができる人も単体女優に向いています。
一方、単体女優に向いていないのは、都内に来るのが難しい人です。AV撮影のほとんどが行われる都内に来られない人は、単体女優としての活動が物理的に困難になるかもしれません。また、撮影のために不定期な拘束時間を作れない人も、単体女優の仕事は難しいと言えるでしょう。
10.単体女優になるには?
単体女優になるためには、まずはAVプロダクションと契約を結ぶことが必要です。AVプロダクションの面接を受けて契約を交わしましょう。もし好みのAVメーカーがある場合は、AVメーカーがどこのAVプロダクションとつながっているかを確認するのもよい方法です。
未経験で単体女優に興味のある方は、AVプロダクションのNAX(ナックス)までお問い合わせください。NAXはサポート体制がしっかり整っており、多数の女性スタッフが在籍していますので、男性スタッフには話しづらい内容も安心してご相談いただけます。また、「家族や彼氏にはAVの仕事を知られたくない」という女性も、アリバイ対策が万全なNAXなら心配いりません。ぜひお気軽にご応募ください。
まとめ
単体女優は企画女優などと比べると、顔バレ・身バレのリスクが高いというデメリットがあります。しかし、AV業界の花形であり、安定した高収入が期待できる点が大きな魅力です。人気が出れば、イベントやメディアに出演できる可能性もあります。
また、仕事に真剣に取り組める素直な女性は、単体女優に向いています。ルックスやスタイルはメンテナンスで磨ける部分もある一方、持って生まれた魅力も重要となるため、他の女優との差別化も必要です。当記事で説明した内容を参考に、単体女優になるための第一歩として、まずはAVプロダクションに応募しましょう。
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