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キカタン(企画単体)女優とは?契約や仕事内容を解説
AV女優には3種類の働き方が存在します。企画単体女優、企画女優、単体女優です。このうち企画女優・単体女優の中間にあたる、キカタンとも呼ばれる企画単体女優はもっとも幅広い働き方ができるAV女優です。
この記事では企画単体女優の特徴や、企画女優・単体女優との違い、メリット・デメリット、企画単体女優のなり方を解説します。企画単体女優になって人気になりたい方や、企画単体女優としてお金をたくさん稼ぎたい方は、ぜひ参考にしてください。
1.キカタン(企画単体)女優と企画女優・単体女優の違い
AV女優としての働き方には、企画単体女優、企画女優、単体女優の3種類があります。
各AV女優の主な違いは、下記の通りです。
企画女優 | |
---|---|
専属契約 | なし |
拘束時間 | 数時間 |
貰えるギャラ/1本 | 約30万~50万円 |
芸名の有無 | なし |
撮影以外の仕事 | なし ※副業として働くケースが多い |
企画単体女優 | |
---|---|
専属契約 | なし |
拘束時間 | 1~2日 |
貰えるギャラ/1本 | 約20万~100万円 |
芸名の有無 | あり |
撮影以外の仕事 | 撮影会など |
単体女優 | |
---|---|
専属契約 | あり |
拘束時間 | 1~2日 |
貰えるギャラ/1本 | 約50万~200万円 |
芸名の有無 | あり |
撮影以外の仕事 | イベント出演など |
※貰えるギャラはNAXで活躍しているAV女優の例です。契約するプロダクションや企画内容によっても異なります。
企画女優は副業としてAV出演するケースが多く、本業やプライベートの合間をぬって働ける手軽さが魅力です。一方、企画単体女優や単体女優は芸名を出して活躍することが多く、撮影以外の仕事も請け負う場合があります。
知名度や拘束時間により、企画女優に比べて企画単体女優や単体女優のほうがギャラは高くなる傾向があります。
1-1.企画単体女優
企画単体女優とは、メーカーと専属契約はしていないものの、知名度と人気があるAV女優のことです。主に「キカタン」や「キカタン女優」の略称で呼ばれています。企画女優と異なる点の1つは、芸名が出るため知名度や人気を上げやすくなるところです。
ギャラも高くなり、作品によっては1本の出演で100万円前後の収入が得られます。
企画単体女優は単体AV作品を発売できるほどの人気があり、撮影会など知名度を生かした活動で副収入も得られる仕事です。さらに知名度が上がれば、テレビ出演や広告、イベントに起用される可能性もあります。
メーカー側からすると、人気のある人物を単体女優よりも比較的安価な出演料でオファーできるため、企画単体女優の需要は高いです。人気が高い企画単体女優ともなると、月に10本以上の出演オファーが来る場合もあります。
1-2.企画女優
企画女優とは、企画モノに出演するAV女優のことです。企画単体女優が本人の人気や知名度、企画の相乗効果で売る作品が主となるのに対して、企画女優は内容の面白さで売る作品への出演が主となります。
現在日本で活躍するAV女優の多くが企画女優です。複数のAV女優とともに出演することが多く、個別の芸名ではなく「素人役」と表記される場合もあります。1本あたりの拘束時間が短い分、ギャラも企画単体女優と比べると安価です。
企画女優の特徴については、下記のページで詳しく解説しています。
1-3.単体女優
単体女優は、特定のメーカーと専属契約を結ぶAV女優です。企画単体女優と同じく本人の人気や知名度を売りとするため、単体AV作品への出演が主となります。
企画単体女優と異なる点は、契約による制限の有無です。企画単体女優は単独で出演しつつも特定のメーカーと専属契約していないため、1か月あたりの出演本数を調整しやすいメリットがあります。
単体女優の場合、受けられる仕事は専属契約したメーカーからのオファーのみです。企画単体女優は複数のメーカーからオファーを得られるため、必然的に出演できる本数が増えます。
単体女優の特徴や働き方についての詳細は、下記のページで解説しています。
2.企画単体女優のメリットとデメリット
企画単体女優は企画女優のように複数メーカーからオファーを得られるうえ、単体女優のように単独で作品に出演できる特殊な働き方が特徴です。メリットやデメリットも、ほかの2種類の働き方と異なります。
企画単体女優として働くメリットとデメリットには、どのようなものがあるのか紹介します。
2-1.企画単体女優のメリット3つ
企画単体女優として働くメリットは、自由な働き方ができることです。主に下記の3つがあげられます。
・複数メーカーと契約できる
1つのメーカーと専属契約するわけではないため、複数のメーカーと契約して多くの仕事を得られます。毎月多くの仕事をこなして、単体女優よりも稼ぐ企画単体女優もいます。
・さまざまな種類の仕事がある
AV撮影のほかにも個人の撮影会やテレビ出演、広告、イベントのイメージキャラクターなど、さまざまな仕事のオファーがあります。また、企画女優のように複数の出演者と共演する仕事も受けられるため、幅広い仕事に挑戦したい方に向いています。
・自分の芸名で活躍できる
企画単体女優は、主に単体AV作品など芸名を出して仕事に出演します。個人の名前が出ることでやりがいを感じやすく、人気になりたい、将来はテレビなどほかの芸能活動にも挑戦したい、と考える方に合っています。
自由度が高い企画単体女優は、仕事の幅が広い点が大きなメリットです。書籍の出版やメディア出演、グラビアなど、AV業界以外の仕事も獲得できるチャンスがあります。専属契約の縛りがないところに魅力を感じて、あえて企画単体女優として活躍する人気AV女優もいます。
2-2.企画単体女優のデメリット3つ
企画単体女優の自由度の高さは、働き方によってはデメリットに感じる場合もあります。長く安心して働くために注意すべきデメリットは、下記の3つです。
・多数の作品に出演することで体力的な負担が大きい場合がある
人気や知名度を上げるためには、毎月複数の作品に出演する必要があります。企画単体女優の中には、月に10本以上のオファーを受ける方もいます。仕事の数が多くなればなるほど体力的な負担が大きくなりやすい点に注意しましょう。
・身バレするリスクがある
企画単体女優は企画女優に比べて人気が高く、芸名を出して作品に出演します。単独で作品に出ることもあるため、作品が多くの人の目に留まることから、家族や知人に顔バレ・身バレするリスクも高くなります。
・過激なプレイを求められることもある
企画単体女優は数多くの作品に出演するため、作品のジャンルも幅広くなります。結果として出る作品によっては過激なプレイを求められる可能性が上がります。
ただし、上記のデメリットを軽減してくれる、サポート体制が充実したAVプロダクションもあります。例えば、NAXは以下のようなサポートをしています。
NAXのサポート体制 |
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・ライフスタイルに合わせた仕事を紹介 NAXでは女優の方に合わせたスケジュールで仕事を用意しています。また、女優の方向けの寮やビジネスホテル・不動産会社との提携で生活サポートをしています。 ・身バレ対策やアリバイサポート完備 身バレリスクを理由にAVデビューするか悩んでいる方には、豊富な案件の中からリスクの少ない仕事を紹介します。アリバイ対策サポートも行っているため、家族や恋人に知られたくない方でも安心して出演可能です。 ・有名クリニックと提携し、衛生面と健康面をサポート 体力面や性病リスクなどが心配な方でも安心できるよう、性病や妊娠のおそれがある仕事はすべて断っています。また、有名クリニックとも提携し、衛生面と健康面の両方で女優の方をサポートしています。 |
サポートが充実したAVプロダクションを探している方は、ぜひNAXにご応募ください。NAXの詳しいサポート内容は、下記のページで解説しております。
3.企画単体女優になる方法とは?
企画単体女優になるためには、企画女優として人気を得た上で、複数メーカーと契約して多数の作品に出演する必要があります。多くの作品で芸名と顔を出すことで知名度や人気につながり、次の仕事につながるためです。
しかし1か月に何本もの作品に出演するのには、体力的な負担をともないます。少しでも負担を減らすためには、優良なAVプロダクションに所属するのが重要です。優良なAVプロダクションはAV女優の待遇に力を入れており、心身ともに働きやすい環境を整えてくれます。
AV女優を大切にしてくれる環境で仕事を増やしていくことが、無理なく企画単体女優になる方法です。
2018年の法改正により、適正AVへの出演条件としてAV女優は特定のプロダクションへの所属を求められるようになりました。適正AVとは、女性の人権に配慮して制作されているかを正規の審査団体に審査されたAV作品です。合法的なAV作品に安心して出演するためには、プロダクションへの所属が欠かせません。
まずはプロダクションに応募して、自分に合った働き方や環境を見つけましょう。
まとめ
企画単体女優とは、メーカーと専属契約はしていないものの知名度と人気があるAV女優のことです。芸名を持ち、単体AV作品を発売できるほどの人気がある点が主に企画女優との違いです。また、メーカーと専属契約をしておらず、複数のメーカーからのオファーを得られる点で企画女優と異なります。
企画単体女優には幅広い作品に出演でき、AV業界以外の仕事も獲得できるチャンスがあるメリットがあります。一方で、数多くの作品に出演することで体力的な負担が増えたり、過激なプレイを求められたり、身バレのリスクが増えたりするといったデメリットに気を付けましょう。
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